WordPress カテゴリーとタグ
WordPressは、 カテゴリーとタグ を使い、読み手によりわかりやすく情報を提供できるようになっています。
カテゴリーとタグ は似たような使い方ができますが、違いがあります。
今回はこのカテゴリーとタグについてどのように使うかを紹介します。
カテゴリーとは、タグとは
WordPressでは投稿記事をわかり易く区別するためにカテゴリーとタグを付けます。
と言うか、らしいです。
しかしこれと言って、明確な決まりは無さそうです。
ただ、カテゴリーはWebサイトのテーマに沿って区分けされるもので、タグは記事の内容に沿って付けられるものと認識しています。
カテゴリーに収まらない記事内容であれば、記事内容を表すタグを貼り付けてわかりやすくするものかと。
カテゴリーは普通に考えれば、取り扱う物の性質を区分する上でのもっとも基本的な分類のことですから、概ねユニークな分類になるように付加すると思います。
たとえば、アジア・ヨーロッパ・北米・南米・アフリカ・オセアニアの地域カテゴリーを作り、さらにその下に日本・アメリカ・カナダ・オーストラリア・イギリス・フランス・イタリア・ドイツと言うような国カテゴリーを作る感じです。その中に東京・ニューヨークを入れるのは変ですよね。
更に細かくカテゴリーを作るのかはWebサイトのテーマ次第だと思います。
地域や国で分類するのか、都市で分類するのか、細かさをきちんと定義した方が扱いやすいです。
タグは、目印とか札とかその物が外から見て何かわかるような印のことですから、ブログの場合はどんな事柄について書かれているかわかる目印を付ける感じでしょうか。
タグはユニークである必要がないので、記事に関しては複数のタグを付けてもかまわないす。
例えば、上のカテゴリーで北米とアメリカのカテゴリーの中にニューヨークのグルメ記事を投稿したら、タグはニューヨークとグルメを付けます。さらにグルメが東京発信で東京にも言及していたら東京と言うタグを付けるのもありです。
記事の内容が的確に表されているタグは記事を検索する人にとっても有益ですから、的確なタグを付けるのは良いことです。
カテゴリーとタグを上手く組み合わせて、投稿記事がどのような事柄について書かれているかわかり易くなれば、検索され易くなるのではないかと思います。
カテゴリーとタグの使い方
Webサイトがスーパーの取り扱い商品紹介とします。
カテゴリーは構造的に記事に区分を付ける時に使うので、まずは取り扱う投稿記事の性質に合わせ幾つか区分を作ります。
スーパーだと、野菜・肉・魚・惣菜・デイリー・日用品などなど、どこまで分類を細かくするかは規模にもよると思います。
肉を牛肉・豚肉・鶏肉をカテゴリーとして分けるかどう、タグを付けて分けるかを決めていきます。
タグは更に記事内容に沿って追加したい区分を付ける時に使います。
先の牛肉で言えば、黒毛和牛・和牛・輸入牛のタグも付けれますし、黒毛和牛でも松阪牛・神戸牛・飛騨牛などなどいくつでも付けられます。
輸入牛ならアメリカ産・オーストラリア産など。
アーカイブページが自動生成される
WordPressでは読み手がわかりやすく関連記事を探せるように、カテゴリーもタグも同じカテゴリー毎、タグ毎にアーカイブページが自動生成されます。
記事内のカテゴリーをクリック(タップ)すると同じカテゴリーを付けられた記事の一覧を見ることができます。
タグにもやはりアーカイブページが自動生成されます。記事内のタグをクリック(タップ)すると同じタグを付けられた記事の一覧を見ることができます。
これは関連性のある記事を一度に見ることができるので、読み手にとっても有利ですが、SEO的にもページ数が増えるので有利です。
自動でアーカイブページが作成されるので助かりますね。
カテゴリーの設定は必須、タグの設定は任意
投稿記事を公開するときには、必ずカテゴリーを設定しなければなりません。
2つ以上も可。
もし設定せずに投稿記事を公開すると、初期状態で設定したカテゴリーに割り当てられます。
デフォルトなら「未分類」です。
意図しないカテゴリーに割り当てられても困るので、意識して設定するようにしましょう。
これらの付加情報は、投稿記事を検索する上で役に立ちますので、必ず付けるようにしましょう。
Googleの検索エンジンも投稿記事の内容を分類する段階で、カテゴリーやタグの情報も分析文言の一部に組み込んでいると思います。適切な検索がされるようにカテゴリーとタグを付けた方がSEO的にも有利かと思います。