ユーザー情報の変更をする
WordPress のインストールをしたらまずやることに、サイトの全体設定を行う「設定」の変更があります。
基本的には何もしなくても動きますが、設定しておいた方が良い情報もありますので、確認しておきましょう。
設定は、現在のバージョン(4.8.2)では6つのメニューに分かれています。
・一般(一般設定画面)
・投稿設定(投稿設定画面)
・表示設定(表示設定画面)
・ディスカッション(ディスカッション設定画面)
・メディア(メディア設定画面)
・パーマリンク設定(パーマリンク設定画面)
一般設定
ダッシュボードメニューの「設定」⇒「一般」をクリックして表示します。
一般設定項目では、WordPressのインストール時に設定した情報がすでに入っています。
ここで変更をしないといけない項目は、「キャッチフレーズ」です。
デフォルトでは「Just another WordPress site」となっています。
自分のサイトに合わせたキャッチフレーズに変更しましょう。
SEO を積極的に取り入れてるサイトでは、キャッチフレーズを空白にしているところもあります。
キャッチフレーズにはh2タグが使われるケースがあるため、SEO的に不利になるというのがその理由のようです。
個人的には、SEOで不利になるかもしれないですが、どのんなサイトか一目でわかるようにするためのキャッチフレーズを空白にすることは反対です。この辺りは個人の主観によるものなので、各人で考えてください。
その他の設定は基本的にデフォルトのままでも問題ありません。
投稿設定
ダッシュボードメニューの「設定」⇒「投稿設定」をクリックして表示します。
特に行うことはありませんが。。。
「整形」項目については、チェックを外した方が良いとされています。
詳しくはわかりませんが、プラグイン等の影響によって不具合が生じる可能性もあるそうです。
「投稿用カテゴリーの初期設定」はカテゴリーを作ってからでないとできません。。。
カテゴリーをいくつか登録して、デフォルトにしたカテゴリができたら、ここで設定してください。
メールによる投稿が行いたい場合、ここで設定します。
が、今はメールよりもスマホのWordPress対応アプリがありますので、そちらを利用した方が良いかと。
WordPress for Android アプリ
WordPress for iOS
メール投稿はそのうち削除されるそうです。
「更新情報サービス」は、記事を投稿したとき、登録したURLに自動で登録や更新が通知されます。
ping送信と呼ばれる更新通知サービスです。
ping送信を行うサーバーは、検索エンジン、ランキングサイト、ブログサービスなど様々で、Googleなどの検索エンジンにインデックスされるのが早くなると言われています。
が、「Google Search Console」等を使ってしっかり管理した方がより効果的と思われます。
Googleが自然巡回してくれるまでFatch as Googleしましょう
表示設定
ダッシュボードメニューの「設定」⇒「表示設定」をクリックして表示します。
ここでも特に何かをする必要はないのです。
「フロントページの表示」で、サイトのトップページを特定の固定ページにすることができます。
サイトを構築して行く上で固定ページをサイトのトップページにしたくなったら、設定しましょう。
ディスカッション設定
ダッシュボードメニューの「設定」⇒「ディスカッション」をクリックして表示します。
ここでも特に何かをする必要はないのです。
デフォルトのままで十分です。
ただ、コメントやトラックバックはスパムの温床になりますので、先に紹介した「Akismet Anti-Spam (アンチスパム)のインストール」などのスパム対策を必ずしてください。
メディア設定
ダッシュボードメニューの「設定」⇒「メディア」をクリックして表示します。
ここでも特に何かをする必要はないのです。
WordPressは記事などに写真などを貼る場合に、メディア(写真)を追加してから張り付けるのですが、その際に「サムネイル」「中サイズ」「大サイズ」など幾つかのサイズで写真を保存します。
自分のサイトの中で使用したいサイズが固まってきたら、ここでサイズを指定します。
パーマリンク設定
ダッシュボードメニューの「設定」⇒「パーマリンク設定」をクリックして表示します。
ここではSEOを気にする人は変更をする必要があります。
インストール直後のデフォルト状態の WordPress では、その記事のURLは、” http://example.com/?p=123 ” のように数字と記号の組み合わせで表示されます。
この URL のうち、末尾の「 ?p=123 」の部分がパーマリンクです。
GoogleではサイトのURLを、「サイトのURL構造はできる限りシンプルにします。論理的かつ人間が理解できる方法で(可能な場合はIDではなく意味のある単語を使用して)URLを構成できるよう、コンテンツを分類します。」とアナウンスされています。
SEO的にはこれを満たす方が有利と思われています。
そこで、先ほどのパーマリンクです。
P=123ではなく、記事の名前で指定した方が、上の条件を満たしそうですから。
というわけで、ここでは
「カスタム構造」を選択して
サイトのURL/%postname%
という風にすべきとされています。
カスタム構造の一番後ろの /%postname% だけを残してばっさり消してしまいましょう。
以上、WordPress のインストールをしたらまずやること、サイトの全体設定を行う「設定」の変更の紹介でした。