WordPressのダウンロードおよびインストール

WordPressのダウンロードおよびインストール

WordPlessのダウンロード及びインストール

WordPlessのダウンロード及びインストール


2017年8月の時点での最新バージョンはWordPress4.8.1です。
ここでは WordPressのダウンロードおよびインストール について順に説明していきます。
WordPressのダウンロードもインストールも難しい作業ではありませんので、安心して読み進めてください。

最近のレンタルサーバではボタン一つで最後までインストールしてくれるサービスもありますが、今回は手動で行うので、一つ一つこなして行きましょう。

WordPressのダウンロード

WordPressのダウンロードは『WordPress 日本語ローカルサイト』から行います。

wordplessダウンロード

wordplessダウンロード


上の画像の左下にある「WordPress4.8.1をダウンロード」ボタンをクリックして、ダウンロード先のフォルダを決めてダウンロードを行います。私はwindows10を利用しているので基本的にZip形式で行いますが、環境に合わせてダウンロード形式を決めてください。

これで手元にWordPressの最新版がダウンロードできました。
次にレンタルサーバ等にWordPressをインストールして行きます。
がその前にいくつか作業があります。
・WordPress 用のデータベースと、そのデータベースへの全アクセス権・編集権を持つ MySQL ユーザーを作成する。
・ダウンロードファイルを解凍し、wp-config-sample.php ファイルの名前を wp-config.php に変更する。
・wp-config.php を開き、データベース情報とパスワードを変更する。

WordPress 用のデータベースと、そのデータベースへの全アクセス権・編集権を持つ MySQL ユーザーを作成する

レンタルサーバ等に用意されているMySQLを一つ作成します。
作成方法はレンタルサーバによって異なるので、細かくは説明できませんが、基本的に次の項目を決めて作成すればOKです。
・データベースサーバ名(ホスト名・あらかじめ決められているかも)
・データベース名(制約はあると思いますが適当に)
・データベースユーザ名
・データベースユーザパスワード
ちゃんとメモしてくださいね。後で使用しますから。
データベースは空で構いません。WordPressが自動的にデータベースを構築してくれます。

ダウンロードファイルを解凍し、wp-config-sample.php ファイルの名前を wp-config.php に変更する

解凍を行うと任意の場所かダウンロードファイルと同じフォルダに「WordPress」というフォルダができてその中にwp-config-sample.phpが入っています。
wp-config-sample.php を wp-config.php にファイル名の変更(リネーム)します。
wp-config.php はWordPressがリソース(データベースなど)にアクセスするための情報を格納するファイルです。
wp-config.php を編集することでWordPressがリソースにアクセスできるようになります。

wp-config.php を開き、データベース情報とパスワードを変更する

wp-config.php は UTF-8 の BOM なしで保存する必要が有ります。
逆に UTF-8 の BOM なしで保存できればどんなテキストエディタでも構いません。
テキストエディタの例:
 TeraPad (Windows、フリーウェア)
 サクラエディタ (Windows、フリーウェア)
 EmEditor (Windows)
 秀丸エディタ (Windows)
 mi (Mac OS X、フリーウェア)
 Jedit X (Mac OS X)

で、上のデータベースを作成した作業の時にメモを元に、データベースサーバ名(ホスト名)、データベース名、データベースユーザ名、データベースユーザパスワードの4つをwp-config.phpに反映させます。
wp-config.phpはそれほど長いファイルでは有りませんのですぐに下のように箇所が見つかると思います。該当4箇所の修正はわかりやすいですよね?
database_name_here ⇒ データベース名
username_here ⇒ データベースユーザ名
password_here ⇒ データベースユーザパスワード
localhost ⇒ データベースサーバ名
書き換えたら保存してください。

// ** MySQL 設定 – この情報はホスティング先から入手してください。 ** //
/** WordPress のためのデータベース名 */
define(‘DB_NAME’, ‘database_name_here’);

/** MySQL データベースのユーザー名 */
define(‘DB_USER’, ‘username_here’);

/** MySQL データベースのパスワード */
define(‘DB_PASSWORD’, ‘password_here’);

/** MySQL のホスト名 */
define(‘DB_HOST’, ‘localhost’);

以上で、ローカル (Windows)上で行う作業は終了です。

WordPressのインストール

WordPressのインストールにもいくつかの手順が必要です。
・ダウンロードしたファイルをレンタルサーバに配置する。
・ブラウザで wp-admin/install.php へアクセスし、インストールスクリプトを実行する。

ダウンロードしたファイルをレンタルサーバに配置する

このページを見ている方のほとんどがレンタルサーバかそれに準ずるサービスを利用していると思いますので、FTPでも良いですし、レンタルサーバに付属しているファイル管理ツールで行っても良いです。
むしろ、どのディレクトリ(フォルダ)に配置するか確認する方が難しいです。

一概に言えませんが、ドメインルート (http://example.com/ など) に WordPress を置きたいときは、解凍した wordpress ディレクトリの中身 (wordpress ディレクトリ自体を除く全ファイル) をサーバーのルートディレクトリへアップロードします。
ウェブサイト上の WordPress 用サブディレクトリ (http://example.com/blog/ など) に WordPress を設置したいときは、解凍した wordpress フォルダを好きなサブディレクトリ名に変更し、丸ごとサーバーのルートにアップロードします。

ブラウザで wp-admin/install.php へアクセスし、インストールスクリプトを実行する

WordPressは自動でデータベースを構築し、所定の情報を設定する機能があります。
ブラウザで wp-admin/install.php へアクセスし、インストールスクリプトを実行すれば、後は問いに対して答えて行くだけでインストールが完了します。
インストールが進むと、サイトやブログの名前など(サイト名、ユーザー名、パスワード (2回)、メールアドレス)をこの時に登録します。後で変更も可能ですが、あらかじめ決めておくと良いでしょう。

先ほどの配置でルートディレクトリに WordPress ファイルを配置したなら、http://example.com/wp-admin/install.php のようにブラウザにアドレスを入れてアクセスします。
先ほど blog というサブ・ディレクトリに配置したのなら、http://example.com/blog/wp-admin/install.php のようにブラウザにアドレスを入れてアクセスします。
example.com ⇒ 自分のURL
blog ⇒ サブ・ディレクトリ

もし不幸にも、WordPress が wp-config.php ファイルを見つけられない場合、お知らせ画面が表示され、WordPress はデータベース情報を尋ねてきます。
そして新しい wp-config.php ファイルを作成してくれます。
データベース情報が正しければ、インストールはそのまま進みます。
そうでない場合はエラーになりますので、再度 wp-config.php ファイルを確かめ、自分で作成・編集し、アップロードしてください。
wp-config.php ファイルに書き込んだデータベース情報が正しくなければ、やはりエラーになりますので、再度 wp-config.php ファイルを確かめ、自分で作成・編集し、アップロードしてください。

インストールが進むと

画面で詳細情報を入力するように促されます。
サイト名、ユーザー名、パスワード (2回)、メールアドレスを入力します。
また、Google や Technorati のような検索エンジンに表示させるかどうかを尋ねるチェックボックスもあります。
検索エンジンを含めて誰でもサイトを訪問できるようにするならチェックを入れ、検索エンジンをブロックし通常の訪問者だけを許可したいならチェックを外してください。
この情報は後から管理画面で変更できます。

以上で無事に WordPressのダウンロード及びインストール ができたと思います。
ただ、レンタルサーバなどの仕様(書き込み禁止など)によって、途中でエラーになることもあると思います。
自力で解決できれば良いのですが、制約が多いとなかなか思うようにいかないものです。

なので、レンタルサーバ選びも重要な作業です。
WordPressのインストール要件を確認しながらレンタルサーバ選びをしてください。

以上、 WordPressのダウンロード及びインストール でした。

WordPressをインストールする

WordPressのインストールは比較的簡単と言われています。一つ一つ確認しながら進めて行けば必ずインストールはできます。

WordPressを手動でインストールする

レンタルサーバの簡易インストール機能を使う場合は、レンタルサーバのマニュアルを参考にしてください。
手動でインストールする作業手順は以下の通りです。
1.(サブ)ドメインを作成
2.Webサイトを作成
3.データベースを作成
4.WordPressをダウンロード
5.WordPressをインストール
6.WordPressを立ち上げ、最終インストール、チェック

各々をもう少し詳しく見ていきましょう。

1.(サブ)ドメインを作成

WordPressで作成するブログのドメインもしくはサブドメインをレンタルサーバの機能を使い作成します。
レンタルサーバのマニュアルを参考に作成してください。

2.Webサイトを作成

レンタルサーバでドメインを作成したときにWebサイトも同時に作成されるかもしれません。
上で作成したWordPressで作成するブログのドメインもしくはサブドメインのWebサイトを作成します。
Webサイトを作成したら、念のためWebサイトが表示されるか確認してください。
もし、Webサイトが正常に表示されない(DNSが解決されないとかその他の不具合)場合は、何らかの不具合が生じていますのでレンタルサーバのヘルプの力を借りてWebサイトが表示されるようにしてください。

3.データベースを作成

レンタルサーバのデータベースにWordPress用のデータベースを作成します。
これもレンタルサーバのマニュアルを参考に作成してください。
作成した際に以下の項目についてメモを取っておいてください。データベースサーバ名(ホスト名)はレンタルサーバで予め決められていると思います。その他の項目は自分で適当なものを登録することになると思います。後で使用することになりますのでメモを忘れずに。
・データベースサーバ名(ホスト名)
・データベース名
・データベースユーザ名
・データベースユーザパスワード

4.WordPressをダウンロード

WordPress日本語ローカルサイト
WordPressサイトから自分のPCにダウンロード。できれば最新を落とします。またダウンロードは日本語対応版が便利です。
WordPressはGoogle等の検索エンジンに表示され易いように対応をしています。
完璧はもちろん無理ですが、なにも対応していない個人で一から作成するホームページに比べ優位なのは明らかです。
しかし、Google等の検索エンジンは日々評価方法を変えています。WordPressもその変更に対応するようになっていますが、新しいバージョンでないと未対応のままです。
たとえば、レスポンシブWebデザイン対応などは古いバージョンでは対応していません。
※Ver4.2.2で以前の致命的な不具合が解消されたそうです。特に旧バージョンでないとダメでない場合はVer4.2.2以降を選択するようにしましょう。

5.WordPressをインストール

ダウンロードしたWordPressを解凍します。
解凍した直下のディレクトリにwp-config-sample.phpファイルが有るのでリネームしてwp-config.phpファイルを作ります。
wp-config.phpは、データベースへの接続情報などを記述する重要なファイルです。必ず正確に修正する必要が有ります。
それと大切なことですので書いておきます。wp-config.phpファイルはUTF-8 の BOM なし (UTF-8N) で保存する必要が有ります。絶対にWindowsのメモ帳で編集・保存しないでください。Windowsのメモ帳はUTF8をBOM付きで保存してしまいます。なによりwp-config.phpには,「Windows の “メモ帳” でこのファイルを編集しないでください !」という注意書きさえ記載されています。Windowsのメモ帳で保存すると文字化けして正常に稼働しなくなります。
私は開発用のツールでVisual studio 2013で編集をしましたが、そういう環境が無い、または良いアプリがすぐに思いつかないようなら「秀丸」を検索してダウンロード、インストールしてください。「秀丸」は開いたファイル形式と同じ形式で保存します。
尚、UTF-8 の BOM なしで保存できればどんなテキストエディタでも構いません。

本題に戻ります。
上のデータベースを作成した作業の時にメモを元に、データベースサーバ名(ホスト名)、データベース名、データベースユーザ名、データベースユーザパスワードの4つをwp-config.phpに反映させます。
wp-config.phpはそれほど長いファイルでは有りませんのですぐに下のように箇所が見つかると思います。該当4箇所の修正はわかりやすいですよね?
書き換えたら保存してください。

// ** MySQL 設定 – この情報はホスティング先から入手してください。 ** //
/** WordPress のためのデータベース名 */
define(‘DB_NAME’, ‘database_name_here’);

/** MySQL データベースのユーザー名 */
define(‘DB_USER’, ‘username_here’);

/** MySQL データベースのパスワード */
define(‘DB_PASSWORD’, ‘password_here’);

/** MySQL のホスト名 */
define(‘DB_HOST’, ‘localhost’);

wp-config.phpを保存後、FTPクライアントソフトでインストールするディレクトリに解凍した全てのフォルダやファイルを転送します。
なお、FTPクライアントソフトの準備やFTPサーバ名やFTPのID、FTPのパスワードは事前に確認しておくこと。

6.WordPressを立ち上げ、最終インストール、チェック

WordPressのWebサイトにアクセスすると最後のインストール確認がされます。
wordpress01
サイトのタイトル名
ユーザ名
パスワード(2か所)
メールアドレス
などを登録し、インストールボタンをクリックしてください。
wordpress02
画面にも出ていますが、あっさりインストール終了です。
ログインボタンをクリックしてログインしましょう。
wordpress04
どうですか?上のような画面が開きましたか?

正常に開いたのならこれでWordPressのインストールは終了です。
少し面倒な部分は有りますが、簡単だったでしょ?

次はいよいよ投稿です。
ブログ生活の始まりです!
インストールよりもWordPressをWebサイトのイメージに合わせカスタマイズすることとか、より良いブログを書いたりすることの方が難しいです。これからも一つ一つ進めていきましょう。