WordPressをインストールする

WordPressのインストールは比較的簡単と言われています。一つ一つ確認しながら進めて行けば必ずインストールはできます。

WordPressを手動でインストールする

レンタルサーバの簡易インストール機能を使う場合は、レンタルサーバのマニュアルを参考にしてください。
手動でインストールする作業手順は以下の通りです。
1.(サブ)ドメインを作成
2.Webサイトを作成
3.データベースを作成
4.WordPressをダウンロード
5.WordPressをインストール
6.WordPressを立ち上げ、最終インストール、チェック

各々をもう少し詳しく見ていきましょう。

1.(サブ)ドメインを作成

WordPressで作成するブログのドメインもしくはサブドメインをレンタルサーバの機能を使い作成します。
レンタルサーバのマニュアルを参考に作成してください。

2.Webサイトを作成

レンタルサーバでドメインを作成したときにWebサイトも同時に作成されるかもしれません。
上で作成したWordPressで作成するブログのドメインもしくはサブドメインのWebサイトを作成します。
Webサイトを作成したら、念のためWebサイトが表示されるか確認してください。
もし、Webサイトが正常に表示されない(DNSが解決されないとかその他の不具合)場合は、何らかの不具合が生じていますのでレンタルサーバのヘルプの力を借りてWebサイトが表示されるようにしてください。

3.データベースを作成

レンタルサーバのデータベースにWordPress用のデータベースを作成します。
これもレンタルサーバのマニュアルを参考に作成してください。
作成した際に以下の項目についてメモを取っておいてください。データベースサーバ名(ホスト名)はレンタルサーバで予め決められていると思います。その他の項目は自分で適当なものを登録することになると思います。後で使用することになりますのでメモを忘れずに。
・データベースサーバ名(ホスト名)
・データベース名
・データベースユーザ名
・データベースユーザパスワード

4.WordPressをダウンロード

WordPress日本語ローカルサイト
WordPressサイトから自分のPCにダウンロード。できれば最新を落とします。またダウンロードは日本語対応版が便利です。
WordPressはGoogle等の検索エンジンに表示され易いように対応をしています。
完璧はもちろん無理ですが、なにも対応していない個人で一から作成するホームページに比べ優位なのは明らかです。
しかし、Google等の検索エンジンは日々評価方法を変えています。WordPressもその変更に対応するようになっていますが、新しいバージョンでないと未対応のままです。
たとえば、レスポンシブWebデザイン対応などは古いバージョンでは対応していません。
※Ver4.2.2で以前の致命的な不具合が解消されたそうです。特に旧バージョンでないとダメでない場合はVer4.2.2以降を選択するようにしましょう。

5.WordPressをインストール

ダウンロードしたWordPressを解凍します。
解凍した直下のディレクトリにwp-config-sample.phpファイルが有るのでリネームしてwp-config.phpファイルを作ります。
wp-config.phpは、データベースへの接続情報などを記述する重要なファイルです。必ず正確に修正する必要が有ります。
それと大切なことですので書いておきます。wp-config.phpファイルはUTF-8 の BOM なし (UTF-8N) で保存する必要が有ります。絶対にWindowsのメモ帳で編集・保存しないでください。Windowsのメモ帳はUTF8をBOM付きで保存してしまいます。なによりwp-config.phpには,「Windows の “メモ帳” でこのファイルを編集しないでください !」という注意書きさえ記載されています。Windowsのメモ帳で保存すると文字化けして正常に稼働しなくなります。
私は開発用のツールでVisual studio 2013で編集をしましたが、そういう環境が無い、または良いアプリがすぐに思いつかないようなら「秀丸」を検索してダウンロード、インストールしてください。「秀丸」は開いたファイル形式と同じ形式で保存します。
尚、UTF-8 の BOM なしで保存できればどんなテキストエディタでも構いません。

本題に戻ります。
上のデータベースを作成した作業の時にメモを元に、データベースサーバ名(ホスト名)、データベース名、データベースユーザ名、データベースユーザパスワードの4つをwp-config.phpに反映させます。
wp-config.phpはそれほど長いファイルでは有りませんのですぐに下のように箇所が見つかると思います。該当4箇所の修正はわかりやすいですよね?
書き換えたら保存してください。

// ** MySQL 設定 – この情報はホスティング先から入手してください。 ** //
/** WordPress のためのデータベース名 */
define(‘DB_NAME’, ‘database_name_here’);

/** MySQL データベースのユーザー名 */
define(‘DB_USER’, ‘username_here’);

/** MySQL データベースのパスワード */
define(‘DB_PASSWORD’, ‘password_here’);

/** MySQL のホスト名 */
define(‘DB_HOST’, ‘localhost’);

wp-config.phpを保存後、FTPクライアントソフトでインストールするディレクトリに解凍した全てのフォルダやファイルを転送します。
なお、FTPクライアントソフトの準備やFTPサーバ名やFTPのID、FTPのパスワードは事前に確認しておくこと。

6.WordPressを立ち上げ、最終インストール、チェック

WordPressのWebサイトにアクセスすると最後のインストール確認がされます。
wordpress01
サイトのタイトル名
ユーザ名
パスワード(2か所)
メールアドレス
などを登録し、インストールボタンをクリックしてください。
wordpress02
画面にも出ていますが、あっさりインストール終了です。
ログインボタンをクリックしてログインしましょう。
wordpress04
どうですか?上のような画面が開きましたか?

正常に開いたのならこれでWordPressのインストールは終了です。
少し面倒な部分は有りますが、簡単だったでしょ?

次はいよいよ投稿です。
ブログ生活の始まりです!
インストールよりもWordPressをWebサイトのイメージに合わせカスタマイズすることとか、より良いブログを書いたりすることの方が難しいです。これからも一つ一つ進めていきましょう。

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