WordPress Photonプラグインを使って高速表示
WordPressの小技を調べていたら、「Photon」と言うプラグインが便利と出てきました。
どういったプラグインなんだろうと調べてみるCDNという仕組みを利用して表示の高速化を図るみたいです。
CDNとはコンテンツデリバリネットワークの略で、複数のコンテンツ(ファイル)を複数のサーバに置くことで、1つのサーバからコンテンツを取得するよりも早く取得できるという負荷分散サービスです。
CDNサーバは、コンテンツの配信を行うサーバなので、配信に関してはより早くレスポンスが出来るように仕組みづくりされているため、効果が望めます、
今回のはPhotonプラグインは、「Jetpack by WordPress.com」というプラグインの機能の一つです。
Photonプラグインは、画像のみを対象にしています。
そのため、CSSファイルや、JSファイルは今まで通りです。
「WordPress Photon」で検索するとインストール方法や設定方法が丁寧に紹介されたページが出てくるのでインストール方法や設定方法は検索してください。
比較的簡単にそして自動的に設定してくれるようですので、条件さえ合えば有効に使えるかもしれません。
ただ、問題も有るらしく運用には注意が必要なようです。
問題1)CDNサーバに残ったファイルのキャッシュが消えない。
⇒プライベートなファイルを間違えて載せてしまったり、ファイルを差し替えても、CDNサーバに残ったファイルのキャッシュが消えないために削除したり更新したりができない。
問題2)CDNサーバの画像は劣化してキャッシュされている場合がある。
⇒意図しない画像の劣化が起きても問題のないWebサイトであれば問題になりません。
問題3)他の画像処理系のプラグインと相性が悪いそうです。
⇒私は自分で使用していないので分かりませんが、検索すると『「Lazy Load」、「Lightbox」などの画像処理系のプラグインとの相性が悪く、正常に機能しないケースが目立ちます。キャッシュ系のプラグイン「WP Super Cache」や表示高速化を図る「WP Hyper Response」なども機能が衝突してしまいます。』などが出てきました。
他にも、サーバー側でキャッシュ処理を行う「WPX」など、一部の特殊な環境でも画像が表示されなくなる問題が発生するようです。
画像をたくさん使うWebサイトでは有用なプラグインかもしれません。
運用にあたってはテストWebサイトを作って他のプラグインとチェックをした上で使うと良いかもしれません。
WordPressの小技、「Photon」と言うプラグインの紹介でした。