WordPress 4.9.6 プライバシー・メンテナンスリリース

WordPress 4.9.6 プライバシー・メンテナンスリリース

WordPress 4.9.6 プライバシー・メンテナンスリリース

2018年5月17日、WordPress 4.9.6 がリリースされました。
WordPress 4.9.6 には37件の拡張、51件の問題の修正、2件のタスクが含まれているそうです。詳しくは下の参照URLでFixした修正リストで確認してください。

WordPress 4.9.6リリース告知によると、今回のリリースには 欧州連合 (EU) の一般データ保護規制 (GDPR) 関連の変更にはコメント、プライバシーポリシーページ、データの取り扱いがあります。

EU加盟国はそれぞれにデータ保護規則が存在していましたが規則は国によって異なっていたため、2018年5月25日から、GDPRというEU標準のデータ保護規則に統一することになりました。
GDPR は日本で言う「個人情報保護法」に当たります。
概要のイメージはついていると思いますが、いわゆる個人情報(データ)の「処理」と「移転」について定めた法律と言われています。
この個人情報は EU に住む個人を対象としているため、私たちが使用している WordPress のデータベースにその情報が格納された場合の対処として今回の「WordPress 4.9.6 プライバシー・メンテナンスリリース」が出されました。

基本的に EU に住む方のデータを取り扱わないのであれば無視してかまわないのですが、コメントで氏名と電子メールが登録された場合は、GDPR に触れることになるので、特に面倒なことでもないので有効にしておけば良いかと思います。

GDPR 関連の変更以外で特筆すべき変更は以下だそうです。
・「所有」フィルターがメディアライブラリに追加されました。
・管理画面プラグインページで PHP の最低必要バージョンが表示されるようになりました。
・前方互換と適切な変数検証のため、新しい PHP polyfill が追加されました。
・TinyMCE が最新版 (4.7.11) に更新されました。
 TinyMCE とは、プラットホームに依存しないウェブベースのJavaScript/HTML WYSIWYGエディターのことです。詳しくは「Wikipedia TinyMCE」を見てください。

詳しくは下のWordPress Codex 日本語版 Version 4.9.6 のページで確認してください。
『WordPress Codex 日本語版 Version 4.9.6』

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